塩田千春さんの展覧会を見てきました【ネタバレ有?】
こんばんは。こーでぃーです。
休日は服を買いに行く時とバドミントンする時以外、
基本的に干物化しているのですが、
珍しく今日は外出していました。
そんな今日の外出先がタイトルの展覧会になります。
感想ですが、圧巻の一言でした。
一部の作品を除いて写真撮影が可能だったのですが、
それすら忘れて見入っていました。
と同時に、塩田さんの頭の中をどうにか理解できないかと、
躍起になっていました。
10/27くらいまで六本木ヒルズ内の森美術館でやっているそうです。
ぜひその目で見て体感してほしいです。
以下、塩田千春さんのバックグラウンドを何も知らない人が作品を見た
雑感を取り留めもなく綴っていきます。
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・絵画&立体作品は赤と黒をベースに描く人である
各色に対する本人の意図を交えた解釈
赤:人とのつながりなどを表している→有意識?
黒:宇宙などとのつながりなどを表している→無意識?
※それぞれの色について、どんな意図で使っているか説明がありましたが、
細かいところを忘れてしまいました。。。
上記解釈をベースにして作品を読み解いていくと、
それを通して何を言わんとしているのかが何となく伝わってきた。
解釈がずれているかもしれないが。。。
あとは稀に使われていた青色の解釈が出来なかった。
・焼け焦げたピアノと演奏者を見るための椅子が
黒い糸でつながれている作品があったが、
そこでなぜ赤い糸ではなく黒い糸であったかというところに疑問を感じた。
(同じような構図の模型で赤い糸でつながれていたものがあった気がするので)
→焼けてしまったことにより、形のあるかかわりは消失してしまい、
形のない概念として同化してしまったため?
・映像作品の中で、土をモチーフとしたものが多々見られた。
そのほとんどが異国の地で撮られて(?)おり、
異国&故郷を問わず、全ての大地を形作る要素である土に埋もれることや、
土で体を洗い流すことにより、故郷へ帰ることへの渇望をイメージしている?
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もう少し写真を撮ってきておくと考察がはかどったかもしれません。
結構的を外しまくってると思うので、塩田さんについて書かれた、
過去の文献などを暇なときに読んで理解を深めたいと思います。
最後になりますが、今回の展覧会のアートは、
かなりインスタ映えするようなものになっていたのではと感じました。
また、見ている人がこれら作品に対して、
エモいという言葉をつぶやいているのを耳にしました。
ただ、今回見てきた作品群が、「インスタ映え」とか「エモい」とか、
そんな粗雑な言葉だけで表現されて、他の人に伝えられてほしくないなあと、
思う今日この頃です。
きっとそれだけで片づけられるようなものではないと思うので。
それでは。
魂のありかとはという本展覧会の命題について書くの忘れてたああああ